愛なんて知らない Ⅰ









「殺したの君なんだ

でも俺あの場にいなかったし」





悠希は笑いながら言う










「なんで?そんなのありえない

もしかして・・・」










「うん、俺は産まれていないんだよ

親は俺が産まれてからずっと隠し続けた」









「そう・・・・

悠希、私が憎い?」






私は首をかしげ

少し笑いながら聞く










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