愛なんて知らない Ⅰ









何も言えなかった








「燐に会えてよかった




初めて友達ができた




初めて笑った




初めて楽しいと思えた」







私も笑顔でそう言った








「愛美っ!」




燐が抱きついてきた







「私ね!私もよかった

愛美!愛美はもっと愛されるべきなの!!

もっと笑ってもいいの!」









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