私の体験談
「血・・・!?」

そう、真っ赤な血だった。

「ど、どうして血なんか・・・」

「もう行くよ!!」

姉はそう言って私の腕を引っ張った。

そしてどんどんと奥へ歩いていく。

携帯の光が届かない真っ暗な闇は、あの世へと繋がっているように見えた・・・。

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