生徒会LIFE
「まぁ謝んなくて大丈夫だよ。しっかし・・・なんで今日に限って先生いないの・・・」

唯人くんが龍牙と同じようなことを言った。

「舞ちゃん、どーやって家帰ろうかぁ・・・。」

陸ちゃんは自分のことのように頭を悩ませる。

「なぁ舞。お前家に親とかいねぇの?」

トイレから帰ってきた龍牙が言った。

その何気ない一言は私の心に突き刺さった。

「・・・いないよ。」
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