生徒会LIFE
「・・・俺、ちょっと聖夜たちの所戻るね。」

「へ?えッ?」

唯人くんは私を病室に残して去っていった。

「・・・なんなんだよぅ」

そうつぶやきながら私はベッドの近くにあるイスに座る。

「・・・龍牙、早く起きないかな。」

・・・このまま意識が戻らなかったら・・・。

「あーッ!!ダメだッ!!」

私は自分で自分の顔を叩く。

そんなこと考えちゃダメだし!!

昨日聖夜くんも‘龍牙はいなくならない’って言ったし!!

・・・何かしてないと余計なことばっか考えちゃうな。

どうしよ・・・。



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