生徒会LIFE
「ほほう・・・。龍牙に対して‘愛しい’という言葉が生まれましたか・・・」

陸ちゃんは冷静にそう言った。

「ねぇおかしいでしょ!?なんで龍牙に対してそんな気持ちが生まれるの!?あんな子供みたいな俺様バカ男に・・・ッ」

「ん~。おかしくないと思うなぁ。舞ちゃんは龍牙のことが好きなんだよ~。」

はい?

今何とおっしゃいましたか??

「な・・・なんで・・・」

「舞ちゃんは無自覚おバカさんだねぇ」

ガーン!!

お・・・おバカさんって・・・。

「じゃあ・・・心の中で龍牙の良いところ探してみな?その間、俺ジュース買ってくるから。」

「えッ!ちょっ・・・」

陸ちゃんはそう言い残して去っていった。

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