生徒会LIFE
~月曜日~

私は放課後に五十嵐くんを学校の体育館裏に呼び出した。

この場所が、1番人が来ないから。

「あ、舞先輩!」

私がついた時にはすでに五十嵐くんがいた。

「ごめん。・・・待った?」

「いえ♪今来たばっかです。」

「そ・・・そっか」

笑顔でそう言う五十嵐くんに私は少し罪悪感を感じた。

「それで・・・話ってやっぱあのことですよね?」

五十嵐くんが言う‘あのこと’とは告白のことだろう。

私だってそのために呼んだんだし。
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