生徒会LIFE
「会長・・・大丈夫ですか?今、刺されて入院中だって・・・」

五十嵐くんが心配そうに私に聞く。

「うん・・・。龍牙は・・・私をかばって刺されたの。本当申し訳な・・・」

「じゃあ安心ですね。」

・・・は?

何が・・・!?

「会長は先輩を守ったんでしょう?なら大丈夫です。安心して先輩を任せられます」

五十嵐くん・・・。

「まぁ最初は断固無理だと思ってましたけどね。あんな性格だし、特に会長が与える処分はありえないです。だっておかしいでしょう?廊下で殴り合いしただけで、『屋上でパンツ一丁にさせて1曲踊らせた挙げ句、反省文100枚書かせる』なんて。」

「あぁ・・・」

その話、有名なんですね・・・。


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