生徒会LIFE
その後、私は病院へ向かった。

龍牙に、私の気持ちを伝えるために。




「龍牙ー!いるー?」

「わッ!!お前ノックもしねぇで開けんなよッ!!」

「うわわわぁッ」

病室のドアを開けたとたん、上半身裸の龍牙が目に入った。

身体を拭いていた様子。

「ごめんッ」

私はそう言いながら勢いよくドアを閉めた。

わぁぁぁッ!

なんてタイミングに私はぁぁ~!!

「オイ。もーいいぞ」

「うぁッ!!」

突然開いたドアに私は驚きあわてる。

「・・・なぁんか挙動不審だなお前」

ギクッ!!

「なッなんでもないし!!」

へッ・・・平常心平常心・・・。
< 189 / 226 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop