生徒会LIFE
「何なんだよアイツらみんなして・・・」

俺はベッドの枕を壁に投げつける。

舞は生徒会から離れて保険委員会に集中した方がいいに決まってる。 

そうした方が委員長としても楽になるだろうし、アイツにとっても何かしら将来の力になるだろ。

それなのに舞は・・・生徒会にも一生懸命だったよな。

生徒会室の大掃除強制敢行しやがったし、熱あんのに遅刻者点検やろうとするし、その他雑用もなんだかんだ言って全部こなしてた。

何を思ってアイツは生徒会の仕事をしてたんだ・・・?

「わっかんねぇヤツ・・・」

俺はため息をつく。
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