生徒会LIFE
「おい舞。何やってんだお前は」

「龍牙!!」

私をチカンから引き離してくれたのは、龍牙だった。

「お前いつもこんな目にあってんの?」

龍牙が私を見下ろす。

「いッいつもじゃないよ。いつもは女性専用車両に乗ってるから。今日は・・・たまたま・・・」

「ふーん・・・。お前、俺様がいなかったら今頃どうしてたんだよ?」

龍牙が私をじーっと見る。

「・・・わかんない・・・。その・・・助けてくれてありがとね。怖かった・・・」

「だろーな。未だにガックガクふるえてるし。」

う・・・。

確かに、今は龍牙が支えてくれてるから立ってられるけど・・・。

1人だったら腰ぬかしてるわ・・・。
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