キスして☆イケメンな彼

メンクイ 幸乃side



「幸乃ちゃんも龍も無事でよかった~」

メンバーたちが集まってきた。

また戻ってきてしまった…。


「よかったぁ。幸乃帰っちゃったかと思ったよー」

由香里が近寄ってきた。

本当は帰ろうとしたなんていえない。


「何? もしかして龍と幸乃ちゃん知り合い?」

敦が龍之介さまに近寄って聞いていた。


「いや、さっき会った」


まぁ、ほんとにそうなんだけどね。


私はずっと前から知ってました!

だって憧れだったから。

話せるなんて夢だったから。


「じゃあ中に入ろうか?」


そうして今の状況である。

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