姫様ご機嫌いかが??
「ねぇ…いい雰囲気だよね?」(瑞希)
「林檎、心なしか顔が赤いヨネ?」(ニーナ)
奏哉と林檎が2人で話している時、裏ではこんな会話が繰り広げられていた。
「て言うか、林檎の笑顔にやられないって、そこにびっくりね。」(真珠)
「あれは相当満面の笑みね。私たちでもめったに見ないわ。」(樹音)
「他の男子ならイチコロ、ネ?」(ニーナ)
「まぁ、奏哉の笑顔も相当キラーだと思うけど。」(真珠)
「林檎、今度は五十嵐君に恋するのかなぁ?」(瑞希)
「まぁ、80%くらいの確率かしらね。」(樹音)
「結構高いのネ。」(ニーナ)
「そりゃあ、あの顔見てみなさいよ。一目瞭然。」(樹音)
「完全に恋する乙女だね。あの顔は。」(真珠)
「さっきの頭ポンでオチたネ!!」(ニーナ)
「で、五十嵐君、オチると思う?」(瑞希)
「さぁ?わかんないけど、面白いことになりそうじゃない?」(真珠)
さてさて、これからどうなるのやら。
それがわかるのは神様だけ。
でも、そんな簡単に物事が運ぶはず、ないですよね?