姫様ご機嫌いかが??

今日の敵は明日の味方!?


衝撃の出会いから約1週間後のことである。

俺は下校の途中で見知らぬ女の子にぶつかってしまった。

家に帰ってからいろいろやることがあって急いでいたのだ。

いろいろといっても、大半は家事、つまりHouse workだ。←英語にする意味無し。

俺の家は、親父は海外を飛び回る仕事をしていてめったに帰ってこないし、お袋はまぁ、ルポライターとか言うやつでこれもまた世界中を飛び回っててほとんど家にいない。

家にいるのは、家事能力がまったくない20歳になる姉だけだ。

そんなこんなで幼い頃から家事をする必要性を迫られた俺はいまや家事だけはそこら辺の高校生には負けない自信がついてしまった。

全くいらない自信なのだが。

まぁ自信があるっつっても恥ずかしくて誰にも言わねぇけど。

それが、あの姫さんたちにはバレちまったんだよなぁ…

< 18 / 23 >

この作品をシェア

pagetop