金髪王子は甘々狼。
第1章 不良くんとの出逢い
◎番長様!?
授業の終わりの合図のチャイムがなり、次々と席を立つ生徒たち。
私も、みんなに交じれてうれしい雰囲気を出す。
「あっちゃん!!お昼だよ」
「分かってるって、なんでこの時間は皆騒がしいんだか…」
そう言って騒がしいみんなを疑問に思うあっちゃん。そこを疑問にするあっちゃんが、私にはわかんないんだけどね?
「でも、お昼だよ?」
「こちらからすれば*だから、何!!*って感じ」
「ひどーい!!私の楽しみの時間をぉ!!」
そう、私は今日も昼休みを楽しみにして学校にきた。
でも、
そんな楽しみも、今日は最初だけだったの…。
髪は、黒髪で目はキリッとしていて、身長は180センチくらいある。もっとも男らしい人。
そんな番長さんが、屋上に来ちゃった…から。