金髪王子は甘々狼。



「なにかあるの??」



「まあお楽しみにぃ」



「えっずるーい」



番長さんは、いつもずるいよ!!なにも教えてくれないんだからぁ!!



「じゃーな、忘れんなよ」



そう言って、私を離し帰ってった。でも、納得もいかない私は、後を追いかけようとしたんだけど。

あっちゃんに『だーめ。アンタはこっち』と言って止められてしまった。





それから、あっちゃんに今日あったことを全部話した。そしたらあっちゃんは、「名前教えたところが気になるなー」と言ってた。



「え、なんで??」



「だってさ、普通名前にそんな反応しなくない??きっと何かあるよ、中島のこと知ってんでしょう??なら聞いてみようかな」



「えー!!いいよぉ。私が直接聞くからぁ」



ほんとにぃ~と私を疑うあっちゃん。

そんなに信用ないかなぁ…??



バシっ





「まかせたよ!!なみ」



「はーい」





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