金髪王子は甘々狼。
「あっちゃん!屋上で食べよう」
いつも通り、あっちゃんと屋上でお昼を食べようとしていた。
でも、この日は何かが違った。
だって、
いつもは来ないはずの番長が、屋上に来ちゃったんだ……。
それもあっちゃんが呼び出され、私1人のときに。
「良かったー!今日も誰もいないね」
「そうだね、でもさ毎日誰もいないのってすごいよね」
あっちゃんは、ラッキーだねっと言って私の隣に座った。
「あっ!ねぇ聞いて」
「どうしたの~?」
「昨日ね、また番長が喧嘩したらしいのね。だから今日は番長の1番嫌な日なんだって!」
…へぇ~、別に私は関係ないから気にしないけどね!それに、私のお兄ちゃんも良く喧嘩するから驚かないよ!