金髪王子は甘々狼。



そして、今日の授業も終わり放課後になった。



「あっちゃーん!!帰ろう」



「うん!!先に門とこ行ってて」



……ん??あっちゃんが先に行っててって言うなんて!!怪しい、超怪しい!!





うーん、うーん…



先に門には行ったものの……遅い、遅いよ!!!



あっちゃん、いったい何やってるの?!



「よっ!!なに1人でつったてんの??」



私の肩をポンッと叩いたのは、番長さんだった。



「ば、番長さん!!なんでいるの!?」



「バーカ。それはオレが聞いたの」



バカってなによ!!バカって!!



私は、バカと言われてムスッとしてると頭にふわっと何かが乗った。



「バカに怒ってんじゃねーよ。ほんと、可愛いよな」



番長さんは、私の頭をなでなでしてくれた……って



「へ…可愛い??」





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