金髪王子は甘々狼。



そして、次の日…



「あっちゃん!!ほんとに一緒に行ってくれるんだぁ」



「当たり前じゃん。親友だよ??ほってけないよ」



やーん。あっちゃんカッコいい!!私、男だったらあっちゃん彼女にしてるっ



「うふふ」



きっと私は、ものすごくニヤニヤしてたんだろう。あっちゃんに肝いって言われちゃった。



「あっちゃん大好きぃ」



「はいはい。ねぇ、今日の放課後なにあるの??」



あっちゃんは、私の告白を流して、今日の放課後について聞いてきた。



「うーん…なんかね、わかんないんだケドぉ…。番長さんと出かけるの」



「ふーん…あんたら最近仲良すぎだよね。付き合ってんの??」



つ、付き合って!?そんな風に見えてるの?!



「付き合ってないよ!!ただ…」



友達なの??
でも、恋人じゃないの…。

私達の関係はなに??



「ただ…」



あっちゃんの質問に私は「ただ…」としか答えられなかった。





< 26 / 58 >

この作品をシェア

pagetop