金髪王子は甘々狼。



「……すっ」



「す、なに?」



ん……??すってなに。私なに言おうとしてたの??



す…ってスキ??スキって言おうとしてたの??番長さんに??……ちっ違うよねぇ?!



「なんにも…」



「うそだろ。お前、今自分でも何言おうとしてたか迷っただろ??」



うそっ!!なんで分かったの?!





でも、今言いかけちゃったのも、曖昧な関係で悩んじゃったのは……


スキ…だから??



あっ…そっか。そうなんだ。だからさっきもドキッとしたんだ…



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