金髪王子は甘々狼。
第2章 不良くんは好きな人
◎尊敬する先パイ
そして、数分後…。
ヤな予感が当たり、私の家に到着。
それに、さっき言ってた*優也*っていう番長さんの尊敬する先パイ。きっと、私のお兄ちゃん。
今は、社会人で23歳。元ヤンのくせに教師をやってて…。
確か……
『俺には、自慢の弟子がいる!!』とか、なんとか言ってたな。
「ここ、オレの先パイんち」
や、やっぱし言わなきゃ…ね??
「ば、番長さん??あのね」
「どーした?」
「ここ、私の家…」
私の家なのと言おうとしたら、最悪のタイミングでお兄ちゃんが出てきた。