金髪王子は甘々狼。
「…じゃあ、番長さん。もう帰ろう??用事はないでしょ??」
明日に備えて、早く寝よっ!!緊張とかしちゃうだろうし…。帰ってもらわなくちゃ!!
「おいっ!!なんでだよ」
「私にも、準備ってものがあるの。番長さんも、私に応える準備をしてねっ!!じゃっばいばい」
私は、そう言って番長さんを押し出した。番長さんは、ちょっと焦ってたけど…。まあいいや
「いいのか~??あいつを追い出して。怒ったらこえーよ、あいつは。まっ、オレには勝てねーけどな!!」
ハハッと笑って1人で言ってるお兄ちゃん。どんだけ自分がすきなんだろ…
「ナルシストっ!!」
「あーん??うるせぇぞ、チビ!!」
「チビ~!?私は普通なんですっ!!年増っ」
言うほどでもないけど、私達の言い合いは、この後ずっと続いた。