金髪王子は甘々狼。



「…じゃあ、番長さん。もう帰ろう??用事はないでしょ??」



明日に備えて、早く寝よっ!!緊張とかしちゃうだろうし…。帰ってもらわなくちゃ!!



「おいっ!!なんでだよ」



「私にも、準備ってものがあるの。番長さんも、私に応える準備をしてねっ!!じゃっばいばい」



私は、そう言って番長さんを押し出した。番長さんは、ちょっと焦ってたけど…。まあいいや



「いいのか~??あいつを追い出して。怒ったらこえーよ、あいつは。まっ、オレには勝てねーけどな!!」



ハハッと笑って1人で言ってるお兄ちゃん。どんだけ自分がすきなんだろ…



「ナルシストっ!!」



「あーん??うるせぇぞ、チビ!!」



「チビ~!?私は普通なんですっ!!年増っ」



言うほどでもないけど、私達の言い合いは、この後ずっと続いた。





< 40 / 58 >

この作品をシェア

pagetop