小悪魔な君に天使のキスを

「、、、」

帰ってください。

「じゃ、沙夜、俺部屋で着替えてくるから、着替えて用意しとけよ。」

そう言って窓から帰っていく司。

ぁ、、結構素直じゃん、、

なんか拍子抜けしてしまった。


「沙夜ってば寂しそうな顔しないの♪メイが一緒に用意してあげるからっ♪」

「お断り♪」

笑顔で言ってみたけど、メイは勝手に上がり込んでくる。

そして制服に着替えたぁたしをソファーに座らせた。

「、、なに?」

「ふふふ。メイが髪ゃってぁげゅよ☆」

「ゃ、まぢいい。遠慮しとく。」

「ぃーからっ!沙夜ってば可愛いのに、髪とかちょー手抜きじゃんっ!!みなさいよ、メイのこの素晴らしき髪!!」

確かにメイの髪は

巻いてアップにして両サイドにみつあみをいれて、、、

とかなり面倒なことをしている。

ま、気合い入ってるとは思うけどね?

ぁたしはというと、長い髪をそのまんま放置。

てかもともと色素薄くて、さらに親譲りの天パ入ってて、、

とかなり面倒くらい髪だから。

そのまんま放置。

だっていちいち巻いたり結んだりって面倒でしょ?

切りに行くのも面倒だし。

いっそ自分でゃっちゃおうかと思う時もぁったけど、

さすがにそれは無理。

「ま、メイがかわゅくしてぁげるかんねー♪」

と言うと勝手にぁたしの髪を巻き始めた。


、、、勝手にやらせておこう。

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