小悪魔な君に天使のキスを
「、、ごめん」
そう言って、柊樹は俯いた。
「なんで謝るの?キス、したこと?」
柊樹は何も言わなくて、顔も上げなかった。
「私…柊樹が好きだよ!」
その言葉に柊樹は顔を上げて、、
そっと言った。
「ありがとう」
クレープを食べ終わって、もう、お別れの時間だった。
「バイバイ、柊樹☆」
「沙夜、、。」
私は、柊樹からNoの答えを聞くのが嫌で、先に歩き始めた。
でも、私の背中に聞こえたのは、予想とは遥かに違うもので、。
「俺も沙夜が好きだ!」
私は、振り向いて、ニコッと笑った。
「ありがとう」
家に帰って、早速、柊樹にメールした。
〔今日はありがとう☆すごく、楽しかったよ♪私達、同じ気持ちなんだよね?〕
でも、いつまで経っても、返信はなかった。
心配になって、もう1度メールを送ると、、、
…すぐに帰って来たメールは、エラーポートだった。