小悪魔な君に天使のキスを
*6*
☆メイside
ガチャ
扉が開いて、沙夜が姿を見せる。
その瞬間、メイは沙夜に飛び付いた。
「沙夜ぉ!ょかったぁ…
沙夜、熱ぁったんぢゃなぃの!?
大丈夫?
司くんが電話してきた…
って、あっ!
メイ、司くんにお粥の作り方教えてって言われたのに教えてない!
沙夜、司くんのお粥食べられた??
、、、司くんも男だょねぇ。
沙夜には悪いんだけどさ、メイ、司くんのことひっぱ叩いちゃったー!」
メイが色々喋ってると、硬かった沙夜の表情が崩れてきた。
「ぁはっ、メイと私って一緒だね!メイには悪いんだけど、私も、優くんのことひっぱ叩いちゃったもん!」
沙夜が笑うから、メイも笑った。
ゃっと笑った沙夜に、メイは、飛び付いてた腕を外した。
「ょかったぁ沙夜」