小悪魔な君に天使のキスを



「そんなことで明日からこのクラスに居場所がぁると思うのかねー、、?」


最後のは決定的だった。

司は今にも泣きそうにうなだれてぃる。

ぁあ、折れたな。

そう思った通り、


「分かりました、、、」

と小さく呟いた。

わぁっ、と女の子達が歓声をあげる。

それに導いた男子は鼻高々だ。


早くも女の子達は、

「ぁたし神崎君のスタイリストゃりたーぃっ!!」

「ぁたしもっ!!」

「ゃだ、ぁたしがゃるっ!!」


と、頼んでもないのに立候補しはじめた。

そんな中、メイがすくっと立ち上がって言った。


―「メイがゃるょ。」


たった一言なのに、騒がしい教室が嘘のょうに静まった。


ぇ、、何この展開。


「まぁ、、メイがゃるなら文句なぃね、、」

「頼んだょ!メイ!」

そんな言葉が溢れている。

ど、どぅしたんだ、、みんな!!

メイ、、何者、、?

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