勝ち取ったベルトと失った世界
次の出会い
ボクシングを初めてから半年


「お前センスいいなぁ」

大喜さんは俺を褒めてくれた

「ちょっとお前スパやってみろよ」
大喜さんに言われて俺はリングに上がった。

相手は俺より二つも年下だ。

経験も俺より半年だけ長い。

カーン。。。。


ゴングがなった

俺は練習通りに相手をせめて行った。


俺の左ストレートが相手の顎をとらえ、相手はダウンした。


結果、軍配は俺に上がった。

大喜さんはナイスパンチとまた褒めてくれた。

「大喜さん、俺かなり強くなったんじゃないっすか?」



「あぁ、さすがの俺もその成長ぶりにゎびっくりだよ」

「これで俺も最強の不良になったかな!」

俺は独り言のようにつぶやいたら、いままで笑っていた大喜さんが真面目な顔で俺に言った。


「龍舞、お前は確かに強いけどだからといってむやみに手を挙げちゃダメだぞ、お前の拳は凶器なんだから手を挙げる時は自分を守る時と大切な人を守る時だけだ、わかったか?」
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