冬のための夢
雪子の気持ち
雪子にとって守は“恋人”と言うよりも“自分の鏡”なのかな?、と思ってもみてみた。
同じ様に悩み、
同じ様に傷つき、
同じ様に距離をとる。
今、雪子は大きな駅の改札を抜けた銅像の前で待っていた。
同じ様に悩み、
同じ様に傷つき、
同じ様に距離をとる。
今、雪子は大きな駅の改札を抜けた銅像の前で待っていた。