冬のための夢
今日は二人でお互いに、相手の着るTシャツを選んでプレゼントする日と決めていた。

別に値段が高い物を選ばなくてもいい!。

動物園とは逆に雪子が待つ。

約束の時間ピッタリに守はやって来た。

「よう、待ってたの」

守はいつも時間通りやって来る。

「守クンはいつも時間通り。だから私、遅刻できない」
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