MEMORY♡MELODY
そう、私は高等部の吹奏楽部に入っていて、守宮先輩も吹奏楽部。残念ながらりーちゃんは違うけど、この学校の中等部に入ってから仲良くなった親友。結構信頼してる。
「そっか~。じゃあ、あたしは竜と帰るね!バイバイ!」
「バイバイ^^気をつけてねっ!」
「あたしには竜が居るから大丈夫!真奈こそ帰り、気をつけなさいよ!」
そう言って私たちは教室で別れた。竜さんはりーちゃんの彼氏さんで2年生。確か守宮先輩と同じクラス。
そして私は、今日は本来1年の練習は無いけど、自主練するため、音楽室に小走りで行った。
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「河野先輩!今日も自主練、良いですか?」
あれから音楽室で楽器を取って、練習場所に来た。そして今は許可を取ってる所。
「真奈ちゃん真面目だね。1年生は真奈ちゃんしか来てないよ、きっと。真奈ちゃんもコンクールメンバーになってくれないかな―?ねぇ、みんなもそう思わない?」
同じフルートパートの河野 朱里先輩が他の2・3年生達に尋ねる。