MEMORY♡MELODY
「今度の土曜日、丁度先生が、1年生の中で吹ける奴は舞台に出すからっていう事で、オーディションをやるの。それに出てちょうだい!」
「そのオーディションの参加って・・・」
「「真奈ちゃんは強制的に!!」」
「聞く意味無くないですか?」
「一応よっ!ってことで、土曜日って言っても明後日だけど、ちゃんと出てね!」
「分かりました・・・」
拒否権ないんだ~・・・。あ、でも守宮先輩と沢山会えるよね?
「って事だから!皆よろしくね~♪」
わぁ~・・河野先輩すっごい楽しそう。こうなったからには頑張らなくちゃ!!
楽器を取り出し、組み立てた所で、部屋の扉がノックされた。
「はい~?」
扉に一番近い先輩が扉を開けた。 するとそこに居たのは・・・
「あれ?守宮君と斎藤君じゃない。どうかした?」
先輩と、親友だと言う斎藤先輩もいた。