運命の人 ~君と出会ったあの日から~



「ねー、由利亜。」


「何??」


「お願いがあるんだけど。」


晃穂は手を合わせながら言う。


やな予感がした私は、聞く前に断った。


「無理。」


「えーッ、私まだ何も言ってないよ。」


「だって晃穂のお願いって、毎回良い事ないもん。」



< 5 / 10 >

この作品をシェア

pagetop