明日は晴れますか?
きーんコーンかーんコーン・・・
「みんな気をつけて帰れよ〜」
あっという間の1日だった・・・
もう下校!
・・・なんか、いつもの100倍疲れたような。。。
「ゆーみーか♪」
「椿!」
「一緒に帰ろ★」
「はいはい〜」
学校の外に出ると、朝の大雨が嘘のように
すっきりと晴れていた。
「うゎ〜!逆に暑いくらいになった!」
「梅雨終了か!?」
久しぶりのいい天気に、私と椿はテンションが上がる。
「よし、じゃあいい天気の中帰りますか!」
と椿。
・・・椿は・・・私のあの苦しみを分かってないな・・・
今日の下校時間はずっと説教してやるぅ!
「椿」
「ん?」
「椿が私と土屋君を二人きりになんかするからさ・・・めっちゃ気まずかったんだよ!?」
「あ、そう」
「なのその無責任な感じ〜〜〜!!マジできつかったんだから!」
「仲良くなれた?」
「・・・ん〜・・・まぁ・・・仲良くっていうか、よろしくとは言った・・・。」
「え!結構いい感じじゃん!」
「いや、土屋君のよろしくはなんか怖かった。意味深な笑いしてくるし!」
「なにそれ」
「いや、私もよくわかんないよ」
「ドキッてした?」
「え・・・」
「胸キュンした?」
「しししししししししてない!!!!」
「顔赤いけど・・・」
「してなーい!」