明日は晴れますか?
すれ違いと繋がり
「あーもう私、家ついたよ、椿ばいばーい」
私はいつものように、自分の家へ繋がる狭い小道へ入ろうとした。
けどそのとき、椿が凄い力で私の腕を掴んで止めた。
「?!何、椿!!」
突然のことですごくビックリして、きつい口調になってしまう。
「由美香・・・」
「な・・・何・・・??」
さっきまで笑っていた椿とはまるで別人のように真顔の椿が
私のことをじっと見つめてた。
「由美香・・・私に何か、隠してないかな・・・」
「え・・・っ」
私の頭の中に、あの哀しい事実が浮かぶ。
言おうと思っていた。
別に隠してるつもりじゃなかった。
「違う・・・何も隠してない」
「ほんとに?」
「ほんと。」
「・・・違うね。」
椿の顔はホントに真剣で、いつもの椿と全然違って少し怖いくらいだった。
「由美香は・・・何か悩んでるでしょ・・・?最近なんだか様子がおかしかったの、私気付いてたんだから。」
「な・・・悩みなんてないよ」
私は、『あのこと』を由美香に知られたくなかった。
だから、無意識の内に否定してしまう。
すると椿が声を震わせて怒鳴った。
「あんたは・・・私のことを信じてないの・・・!!?親友だって思ってないの!!?あんたが悩んでるの、分かっててほっとく事なんて私には出来ないんだよ・・・!いつも、由美香は顔が曇ってた。最近になって、元気がなくなってた。何かあるよね・・・」
「・・・・・・」
急に怒鳴られて、正直ビックリしか出てこなかった。
椿って、怒るんだ。
しかも、私が悩みを言ってくれないなんて、そんなことで怒るんだ・・・。
「ごめん椿。・・・それでも言えない。」
「やっぱり何かあったんだ。」
「・・・・・・うん・・・ごめん・・・でも言えないんだ・・・言ったらきっと、椿は・・・」
「何?」
「・・・・・・ばいばい!!」
私はもうそれ以上椿に言葉を発させないかのように椿の手を振り払って家の方へと逃げるように走った。
私はいつものように、自分の家へ繋がる狭い小道へ入ろうとした。
けどそのとき、椿が凄い力で私の腕を掴んで止めた。
「?!何、椿!!」
突然のことですごくビックリして、きつい口調になってしまう。
「由美香・・・」
「な・・・何・・・??」
さっきまで笑っていた椿とはまるで別人のように真顔の椿が
私のことをじっと見つめてた。
「由美香・・・私に何か、隠してないかな・・・」
「え・・・っ」
私の頭の中に、あの哀しい事実が浮かぶ。
言おうと思っていた。
別に隠してるつもりじゃなかった。
「違う・・・何も隠してない」
「ほんとに?」
「ほんと。」
「・・・違うね。」
椿の顔はホントに真剣で、いつもの椿と全然違って少し怖いくらいだった。
「由美香は・・・何か悩んでるでしょ・・・?最近なんだか様子がおかしかったの、私気付いてたんだから。」
「な・・・悩みなんてないよ」
私は、『あのこと』を由美香に知られたくなかった。
だから、無意識の内に否定してしまう。
すると椿が声を震わせて怒鳴った。
「あんたは・・・私のことを信じてないの・・・!!?親友だって思ってないの!!?あんたが悩んでるの、分かっててほっとく事なんて私には出来ないんだよ・・・!いつも、由美香は顔が曇ってた。最近になって、元気がなくなってた。何かあるよね・・・」
「・・・・・・」
急に怒鳴られて、正直ビックリしか出てこなかった。
椿って、怒るんだ。
しかも、私が悩みを言ってくれないなんて、そんなことで怒るんだ・・・。
「ごめん椿。・・・それでも言えない。」
「やっぱり何かあったんだ。」
「・・・・・・うん・・・ごめん・・・でも言えないんだ・・・言ったらきっと、椿は・・・」
「何?」
「・・・・・・ばいばい!!」
私はもうそれ以上椿に言葉を発させないかのように椿の手を振り払って家の方へと逃げるように走った。