愛の証
彰の原付を
門の横に停めて、
家の中に入った。


靴は一緒に部屋へ(笑)


「やっぱり、室内ってだけで
暖かいな」

『うん。ちょっと眠いから寝よ?』


あたしは
本心でそう言った。

下心は少しも無かった。


けど、彰は
顔を赤くしながら横になった。

『何恥ずかしがってるの?』

それでも意味を理解しない
あたしは、唐突な質問をしてしまった。


「普通に恥ずかしいだろっ。
寝よう。なんて...」

あまりにも可愛くて、
あたしはキスをした。


更に顔が赤くなる彰。


なんか...ドキドキしてきた。
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