愛の証
『好きじゃないのに
してたんですね.』

「....ごめん」

『もう...いいです。』

あたしは
その場の雰囲気と
相手に対する憎しみに
耐えられず、
車から降りて
家までの道を歩いた。

泣きたくない..
あんなやつのために
泣くなんて嫌。


でも....
好きだったことは事実で

やっぱり悲しかった。

結局泣いてしまった。
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