愛の証
『はぁ、はぁ...』

「早かったな。」

声は優しいのに、
なぜか近寄り難くて、
空気も重い。


あたしは、
あれだけ説明する気だったのに
黙り込んでしまった。


すると、
悠が口を開いた。
< 62 / 128 >

この作品をシェア

pagetop