バッカじゃねぇの
「で、尚あんた何しに来たの…」
「え?あぁ、うん。女子校という出会いがない姉ちゃんに友達の兄ちゃん達紹介してやろっか、て話を。」
「友達の兄ちゃん?」
「おー。高2と姉ちゃんと同い年の先輩とか。」
こんな事言う物じゃないけど弟は、あたしがカワイイと言われんだから顔が良い。弟じゃなかったら狙ってるね、って位。そんな弟だから女の子関係で色々年上とかの友達が多くフレンドリーなモンで友達の輪が広い。
「別に女子校だからって出会い無い訳じゃないでしょ…」
ちょっと思ってたけど実際男が、どーのこーのって一番居て必要なのは友達だから、さほど気にしてない。
それより校則の厳しさが嫌だけどね
「はぁん。ま、いっけど」
尚は、多少つまらなそうな顔を浮かべ携帯をいじりながら部屋から出て言った。