バッカじゃねぇの


「大胆…男とか面倒なだけじゃん…」

あたしは中学じゃ男と必要以上喋らなかった。


ハッキリ言ってあたしは、カワイイ 美人が混ざった顔立ちの良い少女だ。
そりゃもう完璧
誰もが振り向くよ
いや振り向いてます
だから男と仲良くすれば直接言わないで表向き仲良くしましょ☆っていうチキン野郎女子に敵対心抱かれるから面倒だ。

だから別に彼氏なんて要らない
将来結婚できればオールオッケーなんだから。



そんな事を尚に言ったら弟に心配されてこの有様だ。




「姉ちゃん、早く寝なさいよ、明日5時起きでしょ。寝坊するわよー…………by母ちゃん」


いきなり尚が扉を開けて棒読みで伝言…



「あたしはカワイイし美人だからっっ」




「………え、何なのイキナリ…うん、わかってるけど…」


少し引いた顔しながら扉を閉めていった


正直馬鹿姉弟だと思う
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