バッカじゃねぇの
----------ピピピピ
「すーばーるー!」
「えっ………あ、あぁ!?…………おはよう、お母さん」
「それは良いから早く………………制服みせなさいっ」
朝からお母さんの第一声がコレ
まだ少し寒さが残る床に足を付けてクローゼットを開けてセーラーを取り出した。
「……はい。」
「やっぱり昴似合ってる!」
お母さんは目を輝かせ、ハッとした顔をした
「昴、いい?喧嘩腰にしないようにね……?」
「大丈夫だって。女子校だよ?」
ため息をつきあたしはドアノブに手を掛け1階に下りた。
リビングからは朝食の匂いがしてて、まだ日は指してなくて淀んだ空気に思えちゃう。
「いただきます」
眠くて食べ物がなかなか喉に通らない
とりあえず半分食べて片付けた
(そろそろ行く時間か……………)
「じゃー行ってくるね」
「気をつけてねー」