彼と彼女と【完】

我慢

翌朝翔からメールがきた。

『一緒に学校に行こう』

だって。

嬉しすぎる。

同じ学校じゃない私たちにとってこういう時間は貴重。

翔もそう思ってくれてることを願う。



「おはよ、真美」

「おはよう。翔」

私たちは手を繋いで駅に向かい

手を繋いだまま学校に向かう。

「あのね来週学園祭があるんだけど来れる?」

やっぱり一緒に回りたい。

そう思ってドキドキしながら誘ってみた。

「もちろんいいよ。」

よ、良かったぁ!

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