君と彼女のために・・・
25センチ位のヤマメだ!!

僕は声を殺しガッツポーズをとり竿を

立てゆっくりと僕の方へ

魚を持ってこようとした時だ・・・。

今までに聞いた事の無い声、女性の悲鳴だ

「キャー」

もちろん川の中の魚は一瞬にして

どこかへと消え・・女性が

「何で魚が飛んでるの?何で?」

と繰り返し腰をついて驚いていた。

僕「ごめん・・・釣りしていただけなんだ・・」

と高いところから顔を出し釣りをしていた事を伝えた・・。

女性は落ち着きを取り戻し笑顔で

「そうなんだ・・ビックリした・・」

と・・・、これがKIKOとの初めての出会いで

僕は一瞬でKIKOに恋をしてしまった・・一目ぼれだ・・。



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