ごめんね。…そして、ありがとう。

「何?」

「親がいないから、そんなダメなやつに
なるんだよ!」

担任として最低な一言。

まだまだ子供の紗和。
完全に腹立って、近くに会った花瓶を
担任に投げつけた。


尾山の体に当たって、服はビショビショ


「何するんだ!」

紗和は尾山を睨みつける。



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