ごめんね。…そして、ありがとう。

「ねぇ、君、名前は?」

柳が紗和に話しかけて来た。

「・・・」

紗和は、席を移動した。

「何だ?」

柳が紗和の行動に若干腹を立てる。

「あんま気にするな。アイツ、初めて逢う
奴にはあーゆー態度とるから。
アイツは紗和。中学1年生。」

里久が説明する

「へ?中1?」

「そう、中1」

「へぇ~かわいいじゃん。」

2人は紗和を気に入ったようだった。

「紗和には手を出すなよ。」
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