ごめんね。…そして、ありがとう。

取り調べも決着がつかず、紗和は、
教室に向かった。


「おっ!二宮」

嬉しそうな顔の健人。


「ほら、座れ座れ。お前は端っこのあいてる
席な。」


紗和が席に座る。樹利の隣の席


クラス中の視線が紗和に向けられた
< 213 / 474 >

この作品をシェア

pagetop