ごめんね。…そして、ありがとう。

「にっ!二宮・・・。ここで何やってんだ?
お昼の時間だろ!弁当でも食べろ!」

紗和は、尾山を見てニヤッと笑う

「なんか探し物してるんじゃないの?」

ドキッとする尾山

「は?何言ってんだ?お前は。」

「カメラ探してるくせに。」

紗和の言ってることがすぐに分かった尾山

「お前がもってったのか?」

「どうだろうねぇ~」

紗和が立ち上がる
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