ごめんね。…そして、ありがとう。

「返せ。俺のだ。」

「返す?あんな盗撮の証拠を簡単に返す
わけないじゃない。今まで、あんたを
懲らしめるチャンスだもん!有効に使わ
なくちゃね!」

すると、尾山は紗和の腕をつかんで屋上
まで連れていった。


「バカ!痛いっ!離してよ」


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