ごめんね。…そして、ありがとう。
「教室から中庭に向かって捨てたから、
今頃色んな人が見てるかもね?
もしかしたら、ほかの先生たちが見てる
かもよ?」
「・・・ふざけんなよ。」
「はやく、クビになってやめればいいのに」
「どうせ、クビになるなら、最後にヤるさ。」
そういって、紗和のセーラー服のリボンを
取って、制服を脱がそうとする尾山
「やめて!」
紗和が大きな声を出す。
「声出すんじゃねぇよ。」
そういって、紗和の口を押さえる尾山