ごめんね。…そして、ありがとう。


「けど、何だよ?」

「そんな簡単じゃないの。」

「二宮っ!」

「分かってる!分かってるの・・・手を切らなくちゃ
いけないってことは。」

「お前、もう薬やってないよな?」

「やってないよ。変なこと言わないでよ。」

「俺は、お前を信じてるよ。」


紗和にとって信じてもらえるんのは
すごくうれしかった。でも、それが
紗和にとってはプレッシャーになっていた。
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