ごめんね。…そして、ありがとう。

紗和は、あの店に向かった。


ドアを開けると懐かしいにおい。

タバコやいろんな香水の混ざったにおい。


「あ、紗和。」

「久しぶり。」

メンツも変わってない・・・

「今、太一いるよ?」

「あ、大丈夫・・・」

うす暗い店内。周りには、クスリやシンナー
をやってる人がいた。

すると、太一が出て来た。


「っっ!紗和っ。久しぶりだな」
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